大震災についてはもう記事を書かないと約束したのに、わざとじゃないけど、うそをついた。実は、先日、出張で仙台に行ってきたんだ。そこはまだまだ瓦礫だらけで、とても驚いた。もちろん、テレビとかで何回も見たけれど、やはり自分の目で見ると、本当に震災があったとか、本当に津波がひどかったとか、家や家族を失ってしまった人たちの気持ちをより深く心で感じる。

仙台空港はやっと営業できるようになった。しかし、復旧できたのはわずかな一部だけだ。ゲートが一つ、仮設トイレ、狭いロビー、布スタンドに津波の写真と励ますスローガンが貼ってある。レンタカー会社も、もちろん、やっていないので、車を借りたい人は、事前に予約して、仙台市内に位置するレンタカー会社から送迎バスが空港まで来る。バスのルートは、まるで客に被害をいろんな方面から見せるかのように、全壊された地域、部分被害を受けた地域、仮設住宅の地域などを通る。以下の写真は全てこのバスの窓から撮った。

津波被害を受けた仙台
津波被害を受けてから3ヶ月経った仙台郊外の様子。

津波で変形された建物
鉄筋構造物も津波で変形された。

温室の跡
もともと温室の基礎だったポール。

残された家
津波に耐えた家もところどころにある。

瓦礫を取り除く
復旧作業がどこにでも行われているが、終わりはまだ見えない。