北カフカース鉄道(トゥアプセ・ソチ)
北カフカース鉄道(ロシア): 黒海沿岸(トゥアプセからソチまで)
1995年~2010年の写真
北カフカス鉄道というのは、総延長6000キロメートルを超える、カスピ海と黒海の間のあちらこちらの市町村を結ぶ鉄道のこと。カフカスの山々と黒海の間に挟まっている部分は特に面白く、ここで一言説明しよう。
ロシアにも亜熱帯地方があることについて、ロシア外ではあまりよく知られていないようだ。ヤシの並木、年に6ヶ月間の海水浴シーズン、雪なしの冬、ロシアがとても寒いというイメージを持つ人にとっては、驚きでしょう。さらに、この地方には降水量が非常に多く、黒海海岸からわずか40キロメートルぐらい山の奥に登ってみれば、永久に溶けない氷河も存在する。
ちなみにその亜熱帯地方の雰囲気が一番よく感じるのは、ちょうどトゥアプセからソチまでの北カフカス鉄道の方である。そこは鉄道があるため、観光しやすい。以下には、観光や登山で面白いと思う箇所をまとめてみた。
観光スポット:
- トゥアプセ市(港やビーチ)
- ソチ - ロシアの最大リゾート地
- ロシアの一番高い橋であるズボヴァ峡谷大橋
- クラスナヤポリャーナ(直訳:赤い空き地) - 山の奥に位置する村。そこは2014年の冬オリンピックが行われる予定。
観光ツアーで行ける天然記念物:
- オリェーホヴィ滝(ソチ川)
- アグラ渓谷と鷲岩
- ホスタにあるイチイ・ツゲの木の公園
- ボロンツォフ洞窟
- 他にもたくさんある・・・
さらに、登山経験があれば、行ける面白いところが数え切れない・・・
ロシア語を読める方は、北カフカス鉄道と黒海についてもっとたくさんの情報が入っているロシア版もご覧ください。