北岳登山

南アルプス北岳の周辺を巡るルート: 広河原-林道歩き-両俣小屋-三峰岳-間ノ岳-北岳山荘-北岳-広河原

2010年9月4日-6日(2泊)

芦安付近の巨大法面
芦安温泉に行く途中、御勅使川(みだいがわ)の対岸に驚くほど巨大な法面がある
広河原アルペンプラザとタクシー乗り場
建設されたばかりの立派な広河原アルペンプラザ。中には、売店、販売機、休憩所、トイレもある
広河原資料館の中
いよいよ長い林道歩きのスタート!でも、その前にアルペンプラザの中にたくさん貼ってある写真や大きな地図を見る
広河原付近の南アルプス林道
広河原から出発して、南アルプス林道を歩く。バスも利用できるが、景色をゆっくり見たい
コンクリート壁と花
南アルプス林道のコンクリート壁に生えた花
三好沢での休息
三好沢での一休みと昼ごはん。すぐ上流には水場もあった。バスで通過する観光客には味わえないね
南アルプス林道と野呂川
野呂川の左岸にずっと続く南アルプス林道。遠景には、早川尾根の高嶺(たかね)が見える
南アルプス林道の狭い谷
南アルプス林道を何時間も歩く。上流に近づくと、谷が狭く、岩場も多い
南アルプス林道の道路工事
南アルプス林道は毎年のように崖崩れが起きたりするらしい。壁を固定する作業などで、道路工事中の所が多い
道路工事の岩洗い
岩を洗う道路工事の作業員
北沢橋
北沢橋で川を渡り、南アルプス林道と治山運搬路との合流点に出る。アスファルトもここまで
野呂川出合バス停
野呂川出合バス停。両俣小屋に行く人は、バスで行くならここで降りる。このまままっすぐ行けば、北沢峠まで辿り着く
治山運搬路から見える南アルプス林道の道路工事
治山運搬路からさっき通った南アルプス林道の道路工事現場が見える
治山運搬路と仙丈ケ岳
治山運搬路は、沢の多い山斜面の形に従い、大きく蛇行する。小仙丈沢を渡る所から仙丈ケ岳の眺めが良い
治山運搬路とアサヨ峰
治山運搬路から眺める早川尾根のアサヨ峰
栗沢山とアサヨ峰
向こうに見えるのは、栗沢山(左)とアサヨ峰(右)との間の縦走。早川尾根コースの一番美しい部分
大仙丈沢付近の治山運搬路
大仙丈沢付近では、林道が大きく曲がり、急に50mぐらい下がる
小さな沢
小さな沢を何度も渡る
コンクリート壁
コンクリートで固定された大きな壁(奥仙丈沢付近)
治山運搬路で休憩
両俣小屋まであと一時間。疲れや暑さのせいで頻繁に休憩した
前白根沢と北岳
林道から望む前白根沢と北岳。よく見ると、山頂の左側に北岳肩ノ小屋の輪郭が見られる(写真にはほとんど見えない)
治山運搬路の道路工事
かなり山奥に入ったけど、いきなり大きな道路工事
両俣小屋付近の林道
両俣小屋はもうすぐだ。河原に釣り人がいた
両俣小屋
豊かな森の中の両俣小屋
両俣小屋キャンプ場
両俣小屋のキャンプ場は広くて真っ平ら。すぐそばに野呂川が流れ、キャンプは心地よい
テントの外で寝る人
両俣小屋の9月の夜は程よい涼しさ。テントの外で寝ると気持ちいいらしい
野呂川越へ登る
両俣小屋を出て野呂川越へ向かう。朝早く出発したので、森の中はまだ暗い
仙塩尾根で朝ごはん
野呂川越から2488m地点まで登ると、ちょっとした展望がある。そこで景色を見ながら朝ごはんを食べた
仙丈ケ岳と野呂川
2488m展望台から両俣小屋付近の野呂川の谷が見える。仙丈ケ岳の眺めも素晴らしい
甲斐駒ケ岳の遠望
遠くにそびえ立つ岩ばかりの甲斐駒ケ岳は圧倒的だ
三峰岳の遠望
2699mの小ピークからやっと三峰岳が見えてきた。間ノ岳への岩尾根(左)も面白そう。次の小ピークに登ったら、もう森林限界だ!
森の中で居眠り
相変わらず、よく休憩しながら進む。今回は横になって居眠りまでした
三峰岳付近からの仙丈ケ岳
やっと森林帯から出た。展望は最高!振り向いたら、仙丈ケ岳の全景
中央アルプス方面の景色
景色のいい尾根歩きを楽しむ。地平線には、雲で隠れている中央アルプスが連なる
三峰岳付近の尾根
三峰岳付近の尾根はとても印象的。何度も休憩し、素晴らしい景色を眺める
三峰岳
三峰岳(みぶだけ)に近づく
三峰岳から間ノ岳
三峰岳のすぐ手前のコルで大休憩中。これから近くに見える間ノ岳へ向かう
ホンドオコジョ(南アルプス)
三峰岳でホンドオコジョという小動物を発見!好奇心旺盛だが、怖がり屋さん
三峰岳から熊ノ平
三峰岳山頂から熊ノ平方面の眺め
三峰岳山頂から西農鳥岳
三峰岳山頂から西農鳥岳
三峰岳-間ノ岳ルート
三峰岳と間ノ岳をつながるルートを歩く。ちょっとした急斜面もあったが、難しくない
間ノ岳山頂
突然晴れてきた間ノ岳山頂。またすぐ曇ったけど
間ノ岳から北岳方向
間ノ岳から北岳方向。これからこのぎざぎざの岩稜線を歩く
間ノ岳-北岳の岩稜線
間ノ岳から北岳方面へきれいな岩稜線が続く。アップダウンが少なく、歩きやすい
中白根山を登る
北岳山荘まで半分ぐらい歩くと、中白根山。ここはちょっとした登りがある
中白根山付近の登山道
中白根山付近の登山道
北岳山荘
北岳山荘に着いた。僕たちの黄色いテント2台は平地の一番下。テント場は決まっておらず、ほとんどどこで張ってもいいという
北岳山荘でキャンプ
北岳山荘のキャンプ場。日が暮れるまでに晴れるといいな
雲を眺める(北岳山荘キャンプ場)
北岳山荘キャンプ場から眺める雲の世界
北岳山荘から中白根山
北岳山荘から見える夕方の中白根山
夕方の雲
夕焼けが透き通る雲
北岳を流れる雲
北岳を棚引く雲
夕方の北岳
日が沈む直前、雲の中から北岳山頂がやっと現れてきた
北岳山荘から早朝の眺め
早い起床のおかげで、素晴らしい夜明を見れた。地平線には富士山の姿も見える
北岳山荘から富士山
朝の空に向かってそびえ立つ富士山
朝の間ノ岳、中白根山と北岳山荘
朝の日光を浴びる間ノ岳と北岳山荘
北岳の唯一の梯子
北岳の登りは意外と簡単。一箇所だけ、短い木の梯子があった
北岳から北岳山荘
北岳を登る途中から見える北岳山荘
北岳から富士山
朝の霞に浮いている富士山の姿は神秘的
曇り始めた間ノ岳
北岳山頂にまもなく着くというところで曇り始めた。間ノ岳にはもう薄い雲がかかっている
北岳山頂に近づく
山頂付近の急な岩稜線。安全のために、登山道に沿って鎖が整備されている
北岳山頂でブロッケン現象撮影中
北岳山頂では、大勢の登山者が西方面へ向かって、勢いよく写真を撮っていた。ブロッケン現象だった
ブロッケン現象(北岳)
北岳山頂から見た立派なブロッケン現象
北岳山頂にて
日本第二の高峰である北岳は大人気で、非常によく登られている。山頂からの展望も抜群
北岳の古い標識
「北岳」という標識は山頂に三・四箇所あった。この写真に写っている古い標識は、山頂の南側に倒れていた
北岳山頂から南方面
雲と山が重なり合いながら不思議な風景を現した。地平線には雲に半分隠れている荒川岳まで見える
北岳山頂で朝ごはん
北岳山頂で朝ごはん。富士山が空に浮いているように見える
北岳から仙丈ケ岳
北岳から北方面の尾根を下りながら仙丈ケ岳を眺める
北岳から甲斐駒ケ岳方面
北岳から北方面の眺め。眼下は肩ノ小屋の青い屋根。真ん中にそびえ立つ甲斐駒ケ岳の後ろは八ヶ岳
北岳の両俣分岐点
両俣分岐点。遠景には甲斐駒ケ岳
両俣分岐点から仙丈ケ岳
両俣分岐点での一休み。この朝の天気は最高だった。後ろは仙丈ケ岳の大仙丈沢カールと小仙丈沢カールの全貌
北岳肩ノ小屋
標高日本一のキャンプ場で有名である北岳肩ノ小屋。ここからの眺めも最高。今度はここで泊まってみたい
肩ノ小屋と北岳
肩ノ小屋は北岳山頂に一番近い山小屋だ。ここから山頂まで一時間で登れる
ジグザグの草付き斜面
小太郎尾根分岐から草付き急斜面のジグザグ道を下りる。
北岳から鳳凰山
小太郎尾根と大樺沢を結ぶ登山道を下りる。鳳凰山の眺めが良い
右俣コースの草地
右俣コースを下りる途中、広くて平らな草地がある
右俣コースから北岳雪渓
北岳雪渓を見ながら、どんどん沢へ下りる
北岳バットレス
大樺沢にほぼ下りた所。見上げると、北岳バットレスが圧倒的
二俣のチップ式公衆トイレ
二俣まで下りたら、なんとエンジン付きトイレが!「チップ式公衆トイレ」という
北岳の雪渓
9月になると、北岳の雪渓はほとんどとけてしまう
大樺沢の大石
大樺沢に沿っての登山道は、日陰がほとんどない。9月なのに、日差しが強かったが、いいタイミングで曇ってきて、沢の大石で快適な休憩ができた
大樺沢から高嶺と白鳳峠
大樺沢から眺める高嶺。山頂の左側に非常に広いゴーロで目立つ白鳳峠も見える
大樺沢の水場
大樺沢に沿っての登山道は何度も小川を渡り、水場が多い
大樺沢の木道
大樺沢の下流に行くほど、水の量が多くなる
広河原付近の大樺沢
広河原に近づく。向こうの斜面には、大規模な斜面固定作業が行われているようだ
広河原山荘付近の登山口
広河原山荘付近の登山口
広河原山荘付近から吊橋
この吊橋で野呂川を渡れば、もうすぐ広河原バス停だ